IX2015 最新ファームが手に入りました。

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色々手を回してやっと最新ファームが手に入りました。
Ver8.3.13ですね。[:にこっ:]

とりあえず、こいつで最新に上げてみようと思います。
すいませんが、ファームはここにはありません。

どうなるかは!?おいおい掲載予定です。[:チョキ:]

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IX2010/IX2015を ver.8.2以前から ver.8.3以降へバージョンアップするためには、
rapファイルを使ってブートストラップもバージョンアップする必要があります。


4. 仕様改善/変更
—————-

[1] ネットワークモニタ機能のホスト監視(ICMP echoによる指定アドレスの監視)にお
いて、複数のICMP Echoパケットを同時に送信するときの最小パケット間隔を、16
ミリ秒から3ミリ秒に変更しました。
本変更により、5秒間(デフォルトの監視周期)に送信できるICMP Echoパケットの
数が約312個(5000ミリ秒÷16ミリ秒)から約1,600個(5000ミリ秒÷3ミリ秒)に増加
するため、IX3010/IX3110で多拠点を監視する場合でも、送信間隔をこれまでより
短く設定することができるようになりました。

(*)IX3010に登録可能な監視先数 = 最大512
IX3110に登録可能な監視先数 = 最大1,024

[2] show hardwareコマンドで表示されるFlashメモリの品名を簡略化しました。

ver.8.3.8以前 :S29GL128N
ver.8.3.13以降:S29GL128 (*)”N”を削除

[3] 従来、受信パケットのTCPチェックサムが0xFFFFの場合、エラー判定となりパケット
   を廃棄してしまう仕様でしたが、廃棄せずに受信するように仕様変更しました。
但し、RFC準拠の装置からTCPチェックサムが0xFFFFで送信されてくることは通常あ
りません。

[4] NAPTのキャッシュ持続時間の設定のうち、TCPセッションのfin/rst受信後の持続時
間について、設定できるパラメータを追加しました。
従来、双方向からFINを受信すると、そのセッションのキャッシュを1秒後(固定値)
に削除していました。
そのため、キャッシュ削除後に同じ外部サーバに対して別の端末が同じ送信元ポー
ト番号を使って通信を行うと、以前のNAPTキャッシュと同じ送信元ポート番号を使
って外部サーバ宛に送信されてしまうため、TIME-WAIT状態にある外部サーバ側で
廃棄されてしまう可能性がありました。
今回導入する新パラメータの調整により、双方向からFINを受信しても、TIME-WAIT
の時間を待ってキャッシュを削除する設定が可能になります。

・設定例
ip napt translation finrst-timeout 30 10

   前項(例の30):一方向からFINorRSTを受信した時に設定されるタイマ(秒)。
  従来からの変更はなし(デフォルト値60秒)。

  後項(例の10):本バージョンで新たに追加されたパラメータ。
一方向からFIN or RSTを受信し逆方向から(FIN+ACK)or
(RST+ACK)を受信した場合に設定されるタイマ(秒)。
  パラメータを設定することでタイマ値を変更可能。
          (デフォルト値は1秒、neverの設定は不可)

[5] 本装置がリブートしたときに出力するcrash dumpの内容を一部見直しました。
(開発者向けの情報のため、詳細は省略します)

5. 不具合修正
————-

[1] パケット転送中にclear countersを実行すると、実行後の最初の回線使用率計算で
の回線使用率が100%となる問題を修正しました。(show utilization)
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[2] MIB picoSchedRtUtl1Minおよび1Hourを、装置起動後収集が完了していない状態で
MIBの取得を行うとshow utilizationで表示されるが99%となる問題を修正しました。
また同様に、clear utilizationコマンド実行後の1秒間、MIB picoSchedRtUtl1Sec
のutilizaiotnが99%になる問題を修正しました。
   本問題はVer6.1.13版以降で発生します。

[3] 以下のnot-accessibleのMIBが取得できてしまう問題を修正しました。
   ・ipv6TcpConnLocalAddress
   ・ipv6TcpConnLocalPort
   ・ipv6TcpConnRemAddress
   ・ipv6TcpConnRemPort
   ・ipv6TcpConnIfIndex
   ・dot3CollCount
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[4] show route-mapコマンドがmonitor/operator権限で実行できない問題を修正しまし
た。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[5] 以下のような場合、特定装置とのBGP接続に失敗する場合がある問題を修正しました。
ピアとのBGPコネクション確立要求(BGP OPEN)が衝突した場合、後に要求したBGPコ
ネクションのAckを受信した直後にConnection collision detectionが動作するた
め、先に確立しようとしていたBGPコネクションも切断されます。
このため、いずれのBGPコネクションも確立されません。
   本問題はVer5.1.18版以降で発生します。

[6] ARPエントリのメモリ確保失敗時にDestination UnreachableのICMPエラーを送信し
ている問題を修正しました。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[7] ipv6 nd ra min-intervalコマンド(Ver8.2以前:ipv6 nd min-ra-interval)にてRA
送信間隔の最小値を600以上に設定し、write memory後に装置再起動を行うと、設
定値がデフォルト値(198)に戻ってしまう問題を修正しました。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[8] PAP/CHAP以外の認証オプションの場合、イベントログのPPP.183の表示が異常な値
となる問題を修正しました。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[9] PPPのイベントログにて、PPP.037とPPP.046でauthenticationと表示されるべきと
ころ、authorizationと表示される問題を修正しました。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[10] PPP関連について以下の問題を修正しました。
    1) ipv6cp send-interface-id、ipv6cp suggest-interface-idのヘルプ表示順が
     逆となる。
2) dialer priorityのヘルプ表示順が適切でない。
3) サポートしていないコマンドのヘルプ表示がされる。
– clear pppoe session
– dialer reconnect-interval
   本問題は以下のバージョンで発生します。
1) 過去全てのバージョンで発生します。
2) Ver7.2.16版以降で発生します。
3) clear pppoe session : Ver8.0.17版以降で発生します。
dialer reconnect-interval : Ver6.0.27版以降で発生します。

[11] ping6実施時に、ping6の宛先以外からICMPv6パケットのエラーを受信した場合、
   該当のping6のICMPv6エラーを受信したものとして判定してしまう問題を修正しま
した。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[12] ping6実施時に、Hop count exceeded エラーを受信してもエラーのカウントを行
っていない問題を修正しました。
    本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[13] ネットワークモニタ実行中にping6を実行すると、ネットワークモニタのICMPv6パ
ケットをping6の応答と誤検出し、エラーがカウントされてしまう問題を修正しま
した。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[14] 以下の手順でIPsecを設定した場合、IPsecトンネルがUpしない問題を修正しました。
1. アクセスリストとIPsecポリシーマップの「両方」を設定
2. IPsecソースアドレス設定でIPアドレスを指定
3. IPsecポリシーをトンネルインタフェースに設定
4. 物理インタフェースをリンクアップ
    本問題はVer7.5.16版以降で発生します。

[15] MIB ipv6AddrPrefixのOIDに長さの指定が不足している問題を修正しました。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[16] no snmp-agent mib-2 conceal-unconfigured-ifstackコマンドを設定すると、
show pppおよびshow pppoeにおいて、未使用インタフェースの情報が表示される
   問題を修正しました。
・show ppp : 本問題はVer7.5.16版以降で発生します。
・show pppoe : 本問題はVer7.3.21版以降で発生します。

[17] OSPFv2におけるSPF.020のイベントログの状態とイベント表示の内容が、ネイバの
状態とイベントを表示するべきところ、誤ってインタフェースの状態とイベント
が表示される問題を修正しました。
    本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[18] 装置起動後、約400日以上経過した後にOSPFv2のredistributeコマンドを設定
(削除後の再設定、上書きも含む)すると、再配信が行われません。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[19] OSPFv2でno default-metric xxコマンドを実行してもデフォルト値が設定されず、
コマンドで指定した値がデフォルトメトリックに設定されてしまう、また、値を
設定しない場合では不定値が設定されてしまう問題を修正しました。
  本問題は過去全てのバージョンで発生します。

[20] NAPT使用時のTCP/UDP/ICMP以外の通信について、以下の問題を修正しました。
   ・staticで予約した端末以外でも通信できてしまう。
   ・複数の端末が同時に同じ宛先に通信した場合、最後の通信が有効になる。
   本問題は過去全てのバージョンで発生します。

と結構な変更点ですね。[:ぎょ:]

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4 Thoughts to “IX2015 最新ファームが手に入りました。”

  1. kiuwibanana

    ください^^;

  2. こたろう

    はじめまして
    ご苦労されてIX2015の最新ファームを入手されたと存じます。どうか、私にもコピーをわけていただくことはできないでしょうか。

  3. るり猫

    こたろう様

    コメントありがとうございます。
    本件ですが、大変申し訳ありませんが
    契約的問題で配布する事は出来ません。
    ご理解のほどよろしく願いいたします。

  4. こたろう

    よくわかりました。勝手なことを申して申し訳ありません。でした。

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